新作漆器
輪島塗の技法を継承し作り続ける輪島塗漆器
輪島塗漆器は、木地を薄く削り出し、下地・中塗・上塗と塗りを繰り返した後、蒔絵や沈金・呂色などの加飾を施すという大変手間のかかるこれらの分業・工程を経て制作されています。
津田では木地職人や塗師・加飾職人たちがそれぞれ培ってきた技術の粋を集めて手間をかけ作られた商品のみを取り扱い販売しており、それ故に値段は決して安くはありません。
しかし、それが人の手に渡り、大切に使われ艶が出てきた時に本当の意味で良い品になり、百年二百年と永く愛用できる高品質な輪島塗漆器を取り揃えております。
造り続けることで、震災復興の一歩を踏み出します
2024年元旦の震災にて工房は半壊し、多くの輪島塗漆器が破損してしまいましたが、4か月を経て私たちも少しずつですが日常を取り戻しつつあります。
いつまでも、塞ぎ込んでいる訳にはいきません。ここからは次のステップに進むため精一杯の力を振り絞り塗師屋として輪島塗を作り続けて行こうと決めました。
復興への第一歩を踏み出していきますので、今後ともわじま塗の津田をよろしくお願いいたします。